木づかい運動

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【木づかい運動】
木づかい運動とは、日本の木を積極的も利用することより、日本の森林を活性化し、環境保全を推進するための国民運動。平成17年度から林野庁が推進しています。

【木づかいは「日本の森林を守る」】
「木を使うこと」と「森を守る」ことは矛盾しているように見えますが、「木を使う」とは、原生林や貴重な天然林など保護すべき森林の木を伐って使うのではなく、使うために木を育てている森林(=人工林、育成林)の木を使うことです。

【木づかいは「海外の森林を守る」】
日本の木材利用量のうち、7割以上は外国産の木材です。
昭和30年頃には、ほぼ100%であった木材の自給率が、現在は3割以下になってしまいました。
結果として、東南アジアや南米等で森林破壊が進み熱帯林等の減少が目立っています。
国産材と輸入材で相補うようにすれば、海外の森林を守ることにつながります。

【木材をつかうことは、森林とつながっています】
日本は国土の約3分の2を森林が占める、世界でも有数の森林国。その森林の約4割(1000万ha)は人が木を植えて育てた人工林です。現在、戦後に造林された多くの人工林が、本格的な利用期を迎えており、資源量は年々増加していますが、木材の利用は十分に進んでいないのが現状です。

木材を使うことは、「伐って、使って、植えて、育てる」という人工林のサイクルの一部。二酸化炭素(CO2)の吸収や国土を災害から守るといった森林の持つ多くの働きを発揮させるためにも、木材を使って森を育てることは大切なことです。人工林を伐って使うとともに、植えて育てることを進めていくことで、未来につながる森林の持続的なサイクルが保たれるのです。
【木材を使うことは、環境にも、暮らしにも、いいことがあります】
木は二酸化炭素(CO2)を吸収し酸素(O2)を放出して、炭素(C)を体内に蓄え、成長します。その木を木製品や住宅として利用すると、その間は、二酸化炭素を放出することなく蓄え続けます。そして、伐採した跡地にまた、適切に木を植えることで、その木また二酸化炭素(CO2)を吸収し成長していくという、森林のサイクルが保たれ、地球温暖化の防止にもつながっているのです。

木材を使うことは、私たちの暮らしにもよいことがあります。床材に利用した際の衝撃緩和作用や、室内の湿度を調節する効果、そして香りによるリラックス効果など、木材には色々な働きがあります。木材の良さを経験的に感じている人は多いかも知れません。最近では、血圧が下がる、といった計測データに基づいた、リラックス状態の評価なども進んできています。 同時に、林業や地域経済の活性化にもつながることになります。

【木づかいサイクルマーク】
木づかい運動のシンボルとなる「木づかいサイクルマーク」は、国産材を利用して作られた製品やこれを販売する300以上の企業・団体が使用いただいている環境貢献の証としてのマークです。

YOKIは木づかいサイクルマーク登録企業です。
登録番号(A-240829)

木づかいサイクルマークのデザインは、日本の美しい森の再生を願い、「植える、育てる、収穫する、上手に使う」という森のサイクルをコンセプトとしています。
このグリーンのサイクルは、「無限」をイメージし、森のサイクルが永久に持続可能であることを表現しするとともに、豊かな森林で地球温暖化防止や森を育てるエコ活動など地球環境を思う人たちの連携やつながりをイメージしています。

【YOKI】
私個人は、木を伐ること=自然破壊 という認識でした。
なぜ木を伐るのかを知りたくて造林業の現場で3年程学んだ体験を経て、現在ではものづくりを通じた木づかい運動、里山の活用、それに伴う林業の活性化や獣皮課題の解決等に取り組んでいます。
私が植えてきた何万本もの木も、未来で何かにつながってくれたら嬉しく思います。


※「木づかい」及びにロゴ・シンボルマークは一般財団法人日本木材総合情報センターの商標または登録商標です