共通テーマ『日本の木とデザインの未来を拓く』
2026.1.27(火)
【国産広葉樹の家具/内装材としての可能性】
家具・内装・ビジネス〜国産広葉樹の可能性を科学・実装・哲学の三視点から探る
2026.1.28(水)
【ウッドデザイン賞2025年に学ぶ、これからの木造建築 】
世界的な資源制約や地政学的リスクの高まりを受け、これまでの「輸入材依存」からの脱却は、いまや家具・内装業界にとって喫緊の課題です。しかし私たちは、この転換期を単なるリスク対応ではなく、「日本のものづくり」が新たな次元へ飛躍する好機であると捉えています。
この構造的変革の道筋を示すべく、各分野の第一人者をお招きしました。
【科学的基盤】国産材活用の科学的可能性
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 杉山 真樹 様
我が国の森林資源活用の知の拠点より、未活用広葉樹(コナラ・センダン等)のグレーディング基準や加工技術開発についてお話しいただきました。明治期の書籍や歴史的視座と最新技術論を交え、国産材の可能性を科学的に紐解いていただきました。
森林総合研究所
【デザインと哲学】地域資源とグローバル価値の創造 株式会社カンディハウス 笠原 伸一 様
北海道の資源を背景に「日本の美意識」を世界へ発信し続ける同社の経営哲学について。創業以来の哲学を継承しつつ、ケルン国際家具見本市等で確立された「模倣ではない日本らしさ」と、地域資源に根差したクラフトマンシップがいかに世界に通じる価値を生むかをご教示いただきました。
カンディハウス
【社会実装】サステナビリティと事業戦略の統合 株式会社イトーキ 小島 勇 様
「明日の『働く』を、デザインする。」を掲げる同社による、地域材活用ソリューション「Econifa」や早生広葉樹活用「silta」等の取り組みをご紹介いただきました。国産材活用をいかに事業戦略へ統合し、新たな企業価値創造へつなげるか、その卓越した社会実装の視点をご提示いただきました。
イトーキ
YOKIはウッドデザイン協会調査研究部会に在籍、活動しています
私なりに造林業の現場で体感した危機感や課題、
旅の中で耳目に触れる地方の大凡共通課題、
そして長年感じている国内森林資源の大きな可能性、
皮革業界から感じる獣害課題についても含め、
国産広葉樹を活用したYOKIの革包丁やものづくりを通し意見交換させていただきました。
一般社団法人 日本ウッドデザイン協会
YOKIはウッドデザイン協会において、木を活用した社会課題の解決をめざす取り組みを行っています。